〼〆切シャットアウト

締め切りに追われる、ってなんか小説家っぽいですよね。編集者が原稿を取りに来て、行方をくらます大先生。今の時代でそんなことするとイササカ問題になりそうです。っていうか、わざわざ追いかけてきてはくれないでょう。

追う追われるの話で言うと、締め切りって完全に鬼ですよね。大丈夫、大丈夫、まだまだずうーーっと先の話ですよ、という顔しておきながらいきなり距離詰めてくる。般若よりよっぽど恐ろしい能面で。

私たちは夢を追っているのに、何故かいつも追われてる感覚に苛まれてる気がしませんか。○年後までにデビューするぞ。○○歳までには必ずや。新人賞の締め切りまであと何ヶ月! といった具合に。

締め切りはモチベーションを保つのに必要という意見もごもっともですが、ちゃんと守れてますか? もしかして、締め切り破るたびにリミット伸ばしたりしてません?

きっと締め切りの恩恵を受けられるのは、社会に適合できるタイプのパリピだけでなんすよ。
(余談ですが、私が使うパリピは範囲がひろすぎると知人に指摘されました。えっ、サラリーマンってみんなパリピじゃないの?)


夢を追いかけたいなら、夢に追われてる場合ではありません。鬼さんはこちらです。


新人賞とってから、ようやく自分の書きたい作品が書ける、なんて夢想してる人はいますぐ好きな作品を書き始めてください。

まずは売れて土台を作ってから、と思うならそれこそサラリーマンでもして、老後に始めればいいじゃありませんか。極端に言えばそういうことです。
いつも疑問に思うんですが、今できないことが老後ならできると思うのって、どういう思考回路なんでしょう。未来の自分に期待し過ぎじゃないですか。

締め切りを追うのは苦しいから、どうしてもラストスパートにかけちゃうんですよね。するとモチベーションを保つためなのに結局は、いま全力で走らないための言い訳になっちゃうんです。

何度も言いますが、私たちは泳いでないと死んでしまう魚と同じなんですよ。みんなと同じ空気吸って生きてる場合じゃありません。

締め切りのことはとりあえず忘れて、日々全力で駆け抜けましょう。