私はスマホでは執筆しないんですけど、ブログはこのiPhoneで書いています。もしかしたらスマホでの執筆のほうが捗る方もいらっしゃるかもしれないので、iPhone向けとはなりますが、使用アプリを紹介しましょう。
まず、iPhoneは全角スペースが入力できないという問題を解決しなければなりません。コピペや辞書登録を使う方法もあるんですけど、使いづらいんですよね。辞書に関しては空白だけでは登録できないので「 ●」など記号をつけたものを登録して、いちいち消さなければなりません。
適当な登録文字を打つ→変換する→「 ●」を一覧から探して確定→●を消す
なんていちいちやってられません。
そこでまずはメモアプリよりも何よりも、キーボードアプリを導入しましょう。
いろいろ試した末に私は「片手キーボードPRO」にたどり着きました。有料アプリですが、お値段は480円。充分に元は取れるでしょう。
設定しておけば、空白を左にスワイプするだけで全角スペースが打てます。
他にも優れた点が三つ。
まず片手キーボードという名前が表す通り、片手で打つことに特化してます。具体的に言うと、キーボードを小さくして利き手の方に寄せられます。親指の可動範囲だけにキーを配置することができるので、入力が楽です。私のiPhoneはPlusなので無駄に画面がでかい。この機能は重宝してます。
そしてふたつ目。サブキーボードの存在です。私がよく使う記号「〼」なんかもワンタップで打てますし、三幕構成や神話の法則のテンプレートも、定型文登録しておけばサブキーボードに表示されてこれまたワンタップ。プロット作成も捗ります。
そして極めつけが、背景に画像を設定できること。はっきり言って邪魔ですが目障りですがむしろ無地のほうが使いやすいですが、かわいい画像をキーボードの背景にしておけば気分はお花畑です。
まあ、これだけでiPhoneの執筆環境はほとんど整ったようなものです。
テキストエディタに関しては純正メモアプリでも良さそうなものなんですけど、それがいまいち使いづらいならカウントメモがおすすめです。
カテゴリ分けも簡単ですし、カウントと名のつく通り、リアルタイムで文字数を表示してくれます。(この機能はぜひポメラにもつけていただきたい)
スマホで書いてもポメラで書いても小説は小説です。「これ、スマホで書いてるよね」なんて誰にもバレません。
でかいiPhoneを使っていて、全角スペースの入力に悩まされているのなら、片手キーボードPROに決まりです。